- 家族を守り包み込むように、いつの日か森のような庭が誕生する家
- ダイナミックな招き屋根が広がるY様邸は、風格漂う和モダン住宅。ご夫妻の共通の趣味である植物好きを表すように、家をぐるりと取り囲む庭は「いつか森のようにしたい」、そんな理想をお持ちです。静かな環境に恵まれた立地では、キジがつがいで姿を見せることも珍しくなく、「もうすぐメスが子ども連れで道路を渡りますよ」と話す奥さまの優しい眼差し。ご家族3世代が豊かに暮らす住空間は広く、こだわりが満載。飾り棚にご主人の生け花が映える玄関ホールに、三角窓から名月を望む吹抜けのリビング、下部に収納を備えた小上がりの和室など、ただ美しいだけではない上質な暮らしが営まれています。
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Y様邸の堂々とした外観を彩るのは、ご夫妻が休日を利用して少しずつ植栽を増やしながら大切に手入れをされている広い前庭。
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アプローチから玄関へ。家の顔ともいえる玄関扉には重厚な2枚建の引き戸を採用。
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季節の植物が心をなごませてくれる、ご主人の手づくり花壇。レンガを積んで腰掛けできる高さにして。
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右奥のドアを開ければ一直線に土間が続き、ダイニングを左に見て裏庭に出られる設計。
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天井のクロスは網代の柄。床の間の青は日本の伝統色〝縹色(はなだいろ)〟。いかにも風情ある和モダンの空間。
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照明は壁付けのブラケット。掃き出し窓の外にあるご主人DIYのウッドデッキは「夏の風呂上がり、夫婦で焼酎を飲んでいます」という格別な場所。
- 理想的な家づくりの鍵は、オーナー様との密なコミュニケーション
- 広い家は光熱費もより必要になると考えがちですが、「冬は、1階リビングのエアコン1台だけで家中がポカポカ。2階寝室のドアを開けておくと就寝時にはお布団も温まっていて、以前使っていた電気毛布の出番はもうありません」との喜びの声。また、広い家は奥のスペースが暗くなるという心配もありましたが、「担当の営業さんの提案で、トイレやお風呂の基点となるホールにもう1ヶ所吹き抜けを設け、採光をとりました。2階の高窓から外光が入ってとても明るい」とご主人も満足のご様子。オーナー様との密なコミュニケーションの中に、より良い家づくりに関する最大のヒントが秘められています。
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リビングを中心にダイニングキッチン・和室へと広がるレイアウト。「寝るとき以外、リビングのソファが僕の指定席」とご満悦のご主人。
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ダイニングテーブルに隣り合う人工大理石カウンターは2m70㎝と規格外。奥さまのお菓子づくりにも大活躍。
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バス・トイレ・ランドリーの基点となる吹抜けのホールは、シェルフを造付け、奥さまお気に入りのコーナーに。
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2階廊下。1階の気配を感じられているようにと、縦格子デザインの手すり壁にして。
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奥さまのご要望に応えた1階廊下のニッチ。「とても良い大工さんで、たくさん作ってもらいました。」と笑顔。
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裏庭にはご主人手作りの立派なBBQコンロ。格納された手動オーニングで日よけ雨よけ対策も万全。
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晴れた日には水平線と遠く大山の姿も望む2階ベランダ。今後は、奥さまのまどろみスペースになる予定。