- 時間を忘れるほどに落ち着く、木に包まれたLDK空間
- デザインや絵の仕事をされていた奥様の念願だった自宅サロン。ご夫婦の新居を構えるとともに、その夢を叶えようと家造りがスタートしました。モチーフは、大山にある奥様お気に入りの山小屋風カフェ。「営業さんは、現地まで一緒に来てくれました。想いをしっかり受け止めて下さり、楽しんで建てさせてもらいました」。16.5帖と広めに取ったLDKは、床から壁、天井まですべて無垢材で、まるで木に包まれているかのよう。一部吹き抜けや、階段に縦格子を取り入れることでさらに開放感を覚えます。プラン作成中に双子の妊娠が判明。「結果的に子育てにも素敵な空間になりました」。
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ダークブラウンの木目調外壁が、温かいアンティークな雰囲気を醸し出しています。
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日差しを浴びた木の葉を彷彿させる、爽やかなリーフグリーンの玄関扉。
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玄関ドアを開けると、壁や天井に張りめぐらされた無垢の木に包まれます。
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一部吹き抜けになったリビングには四方から自然光が射し込み、明るい雰囲気。
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階段には縦格子を入れることで、リビングがより開放感あふれる空間に。
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一面木に囲まれたリビングに腰を下ろすと、まるで森に包まれているような感覚に。
- 窓使いにも個性満載。まるでカフェのような雰囲気
- 窓使いも個性満載です。吹き抜けには屋根の勾配に合わせてデザインした窓を設置。家族の帰宅に気付けるスポットや、朝の陽ざしが射し込む場所など大切にしたいものを照らせるところに、窓を配置しました。 「生活感を出したくない」という奥様の要望に応じ、リビングとスタジオにはロールカーテンを活用した収納スペースを確保しました。壁を掘って空間を作り、中に可動式の棚を造作。カーテンを閉めれば統一感が保たれます。部屋のあちこちに奥様自ら手掛けたインテリア雑貨や照明などがセンス豊かに配置され、まるでカフェのよう。多くの人が集う温もりのある空間が生まれました。
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リビング東側の窓からは、朝の陽ざしが惜しみなく暮らしの場を照らしてくれます。
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サロンのお客様を撮影するスタジオは、写真の出来栄えを意識して、三方を白い壁に。
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奥様手作りの「木のおままごとセット」も、インテリアの一つとして馴染んでいます。
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カウンターにさりげなく飾られた雑貨も、奥様が手掛けた一品。
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空間を生かして吊り下げられた観葉植物や照明が、温もりと安らぎを演出。
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キッチンには吊戸棚を設置せず、リビングからの奥行きをオープンに感じさせました。